カッターの刃どうしてる?カッターの刃の上手な折り方と折る目安

小さい頃、カッターは危ないのでという理由で小学生になってもなかなか触らせてもらえず憧れのアイテムでした。
大きくなってカッターを使って工作をすると、物をキレイに切る事ができるので大変感動したのを覚えています。

しかし、カッターは何度も使い続けていると切れ味が悪くなってしまって逆に危険という事もあります。
カッターの切れ味を復活させるには刃を折れば良いのですが、破片が飛んで来そうで怖いと感じ刃を折らずになんとかカッターを使い続けている人もいます。

カッターの刃は折り方さえ分かれば危険な事はなく簡単に折る事ができますので、切れ味が悪いと感じたら上手に折って素敵な作品を作りましょう。

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カッターの刃を折る目安は案外短いスパンです

工作を作る時以外にも日常生活でよく使うカッターですが、カッターの刃を折った経験が無い人も意外といるのです。
カッターの使い方にもよりますが、紙一枚を切るだけですと切れ味がどうかという事をあまり意識せず、とりあえず切れているからいいかと何年も同じ刃を使い続けてしまう事はよくある事でしょう。

意外と短いカッターの刃の旬な時

日常生活でちょっとしたものを切るだけですとカッターの刃の切れ味を気にする事はありませんが、職業としてカッターの刃をよく使う人にしてみると、カッターの刃がよく切れるのは最初の10回だけという人もいるほど、切れ味が落ちやすいアイテムなのがカッターです。
そこでカッターの刃は折って切れ味を最高の状態に復活させながら使うのですが、さすがに10回に一回刃を折るのはやりすぎと感じてしまうかもしれません。
しかし、切れ味の悪い刃を使う事は、ものを切る時に無意識に余計な力が入ってしまったりして逆に危険なこともありますので注意しなくてはならないのです。

素人が使う時にはそこまで厳密になる必要も無いのかもしれませんが、一回使ったらしまう時に刃を折ると、いつでも最高の切れ味で簡単に物を切る事ができます。

カッターの刃の基本的な折り方

カッターの刃を初めて折る時にはいろいろな心配事が頭をよぎるかもしれません。

「下手に負って刃がこちら側に飛んで来たらどうしよう」「刃がこちらに向かってこなくても破片が飛んで怪我をしてしまいそう」など不安を感じる事もあるかもしれません。

力を入れる向きを意識しましょう

カッターの刃を作っている会社もお客様が怪我をしたら一大事と考えているに違いありませんので、そこまで難しく考える必要はありませんがやはり折り方にコツがあるのは確かな事です。

それは折る時に入れる力の向きを意識するという事です。

カッターの刃を見るとうっすらと折り目が付いているのを確認する事ができます。
この折り目がはっきりと見える方に向かって力を入れて、山折りになるように折れば折り目の通りにキレイに刃を折る事ができますので、破片が飛んでくることに怯えなくても良いのです。

反対に言うとこれ以外の力の入れ方をしても刃を折る事はできませんから、なんだか刃が折れにくいと感じたら、自分が力を入れている方向が本当に正しいのかを確認してみるとよいでしょう。

道具を使ったカッターの刃の折り方

カッターの刃を折る方法はいくつか方法があり、カッターを常日頃から多用する職種の人ですと素手で折ってしまうという人もいるくらい、慣れた人にとっては造作もない事ではあります。
しかしあまり慣れない人には素手で折るのはハードルが高い物ですから、道具を使って折る事をおすすめします。

基本的にはカッターの刃が出る部分の反対側に刃を折るための部品が付いていてその部品を使って折るのが一般的です。

しかし、カッターによってはこの部品が付いていない事があったり、長年使っているカッターですと壊れていたり紛失してしまっている事もあるかもしれません。
専用の部品が無い時に身近にある道具を使って刃を折る方法をご紹介します。

ペンチを使って折る

ペンチがあればペンチを使って刃を折りましょう。
やり方は簡単です。
カッターの刃を折りたい部分の折り目に合わせて出し、出した刃の部分をしっかりペンチで押さえます。
そして山折りになるように均一に力をかけて一思いにポキンと折れば成功です。

ペンチを使って折るのが一番安全と言われていますので、自信の無い時には面倒でもペンチを出してくることをおすすめします。

身近にある物で折る

本やノートを使った、言わば裏技のような折り方です。
カッターの刃は折りたい部分に合わせて出し、カッターが裏返しになるように硬い台の上に置いた本やノートに刃先をしっかりと押し当てます。
この時も力は均一にかかるようにすると上手に折れます。

それからカッターの上に更に本やノートを乗せて上から垂直に力を入れます。
裏技のような折り方ですが、上下に本があると破片が思わぬ方向に飛び散らないので安心できるやり方でもあります。

カッターの刃を折るのがどうしても怖い時は専用のアイテムで

カッターの刃の折り方はとにかく折れれば良いと、素手で刃を掴んで折るという人もいるのですが、やり慣れないとなかなかそのような方法を取るのは難しいものです。

初期投資はかかるけど絶対安全なのは専用アイテムを使う事

この先カッターをよく使う事が予想される場合、刃を折るたびにびくびくするのはあまり賢明ではありません。
そんな時には、カッターの刃を折るためだけに生まれたアイテムを導入する事をおすすめします。

カッターの刃の差込口に刃を差し込み、山折りの要領で力を加えると簡単安全に刃が折れてそのまま安全に刃を処理できるものなら、原理も簡単で値段も安価で入手可能です。

刃を折るための器具はいくつか種類があり、安価なものからちょっとお高めのアイテムも売られています。
安価な物は原理も簡単で安全なのですが、それでもまだ怖いという方もいらっしゃるかもしれません。安価なものに比べると少し投資が必要になりますが、千円前後で買う事ができる専用の器具なら爪切りで爪を切るくらいの力で簡単に、より安全にカッターの刃を折る事が可能です。

身近にある道具でも刃を折る事はできますが、カッターの刃が一番切れる時期というのはとても限られています。
私たちが思っているよりも頻繁にカッターの刃は折って使った方が良いという事を頭に入れて考えると、安全に折る事ができ、更に折った後の刃を安全に処理する事ができるのであればこうした専用のアイテムを導入する事で安全にカッターを使い続ける事ができます。

刃の折り方が分かったら処分方法もしっかりと

カッターの刃を折ったものを見るとそこまで大きくないので、そのままゴミ箱へ入れても大丈夫のように感じて、特に何もせずにそのままゴミとして捨ててしまうのは大変危険です。

ゴミ収集作業員が怪我をしてしまう原因は私たちのゴミの出し方に問題がある事が多いのです。
どんなに小さなカッターの刃であろうとも刃物には代わりありません。
ちゃんと処理をしてからゴミに出すように心掛けましょう。

刃物をゴミに出す時には

カッターの刃を折る専用のアイテムですと、折った刃がそのまま容器に入るようになっていて刃がいっぱいになったら容器ごと捨てる事ができるものもあります。

しかしそういった専用のアイテムが無い場合には何枚も重ねた紙や厚紙にしっかりとカッターの刃を包み、絶対に中身が出ないようにガムテープなどで巻きつけます。
中身が出て来ないように包んだら、太いマジックで誰にでも分かるように大きく「危険」と書き、刃物が入っている事を知らせます。
更にゴミ袋の方にも同じように刃物が入っている事を知らせる旨を書くと安全です。

空き缶や空き瓶にカッターの刃を入れておいて、中身がいっぱいになったらしっかりふたをし、更に口をテープで完全に密封して燃やせないゴミの日に出すという手段もあります。

自分が捨てたゴミで誰かが怪我をしないような配慮をして処分するようにしてください。