社会人になると、携わる仕事に合わせて資格の取得を考える事も少なくはありません。
しかし、仕事をしながらの勉強となると勉強する時間の確保が一番の壁となります。
いかに効率よく勉強をするかがカギになってくる社会人の資格取得の道ですが、手帳を使って自分の勉強を管理する事で効率が格段にアップします。
普段あまり手帳を使う習慣が無くても、手帳を使って勉強するコツと習慣をつけてしまえば手帳を使わずに勉強するよりももっと勉強がはかどります。
まずは自分がどのように勉強をしているのかを知る事で限られた時間の中でも有意義に時間を配分して資格取得へ向けて勉強を始めましょう。
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資格勉強を効率的にしたいなら手帳を使おう
仕事をしながら資格の勉強をするには、まず時間の確保が必要ですが、社会人となると仕事や付き合いなどでなかなか思うような勉強時間を確保できず資格取得までの道のりを遠く感じてしまいがちです。
しかし、なぜ勉強に手帳が良いのでしょうか。
勉強も管理する事が大切
たくさん時間があるのなら闇雲に勉強するのも良い成果を生むのかもしれませんが、限られた時間の中でゴールに向かうという事を考えると自分の生活リズムをしっかりと把握し、勉強する時間を確保して勉強のペースを管理するという事が大切です。
まずは目標を掲げ、この部分はいつまでにどうやって勉強を進めていくかという事を自分で考えて決定して、掲げた目標を達成するという事が社会人の資格取得への第一歩です。
最初から大きな目標を掲げると大変に思ってしまい頑張りが継続できない可能性もありますので、最初はできる事から少しずつという事を念頭に置いて勉強を管理する事を考えましょう。
手帳を使って資格勉強をする事の強み
手帳を使って資格勉強に挑むことは、自分の時間を管理する事以外にも大いに役立ちます。
手帳で自分の考え方のクセも管理しよう
手帳には自分がどのように生活するかという事以外にも、どんな勉強をしたのかという事を一緒に書き込んでいきます。
今日やった勉強を書いたら、間違った所、分からない所など気付いた部分も一緒に書き込みます。
すると自分が苦手な所が分かるので、その手帳は自分の苦手な所、特に重点的に勉強した方が良いという所を教えてくれるカギを握る手帳になるのです。
手帳なら持ち運びもしやすいので、通勤の途中や休憩時間など、手帳を見られる時間に眺める事ができるのも手帳を使った勉強のメリットです。
勉強が終わったら実際にどのくらいしたのかという事を手帳に書き込みながら確認して、その日の成果を振り返りながら次の日に繋げていくことができるという事が最大の強みです。
人間は忘れる生き物ですから気付いた事はすぐに書き込んでいくと後から読み返した時にしなくてはならない事を再認識できるようになります。
勉強した事を手帳で可視化する事がやる気に繋がる
勉強が好きという人はあまりいないでしょう。
資格試験などで多い、書いて覚えるという作業はとても地味で最初はやる気に満ち溢れていてもなかなかそのモチベーションを継続するのは難しい物です。
勉強は可視化する事が大切
最初のやる気に満ち溢れている時から特に試していただきたいのは、その日にした勉強を可視化する事です。
人間は弱い部分もあるので、明日やればいいやと思ってしまう事もあるでしょう。
しかし、明日やればいいやが毎日続いてしまうとやる気はどんどん削がれてしまい、資格取得は遠い夢のまた夢になってしまう事もあるのです。
毎日勉強を頑張ってしている事が一目でわかる仕組みを自分で作る事でモチベーションを保つことができ、その仕組みはやらなきゃ!という気持ちに変わって結果的に自分が目標に向かって動けるようになります。
手帳にその日自分がどのくらい勉強したのかという事をグラフにして残す事で、自分が今までどれだけ頑張ったかという事を見返す事ができるようになります。
たったこれだけの事なのですが、達成感が生まれ、このグラフは試験を受ける前に自分がどれだけ頑張ったかという結果を一目で確認する事ができるので自分に自信を付けられるようにもなります。
手帳で勉強を管理すれば勉強の進め方が見えてくる
社会人は仕事だけではなく、それまで築いてきた人間関係もありますから、勉強が思うように進まないと感じる時もあるでしょう。
思うように進まない時
勉強が思うように進まなくても、自分を責めないようにしましょう。
誰だって最初はつまずくものです。
手探り状態からのスタートですから、思うように進まず最初は予定変更の連続かもしれません。
ですがそれも必要な事で自分のペースを知るための練習であると割り切る事が大切なのです。
モチベーションが高い時に立てた計画は、理想が詰まっていますが、現実はなかなかうまくいかないものであるというのも現実です。
割り切って無理をしない計画をその都度考えていけば良いのです。
どんなに頑張る気持ちがあっても計画に無理があれば継続する事が困難になってしまい、勉強自体が嫌になってしまっては本末転倒です。
手帳と一緒に自分のペースを把握していこうという気持ちで無理の無い勉強の進め方を考えていくことも資格取得には大切な事です。
手帳に合わせ技を使えば資格勉強がもっと捗る
様々なタイプの手帳がたくさん売られており、中には勉強をするために特化した手帳もあります。
そうした手帳を使うともちろん勉強は捗りますが、簡単な手帳でも自分なりに使い方を工夫すると自分だけの勉強に特化した手帳にする事ができます。
付属されているページに一工夫したり付箋などの小物を駆使してみましょう
スケジュールを書き込むページの他にも手帳にはノートのように書き込めるページが付いています。
先ほど触れた勉強を可視化するという事を考えた時に活躍するのは方眼になっているページです。
方眼のひとマスを〇分と自分で区切って勉強した分だけ方眼を塗ります。
その時にもう一工夫したいのは、やった事によって方眼の色を分けるという事です。
練習問題をした時には赤、暗記をした時には青などと自分で決めた色を塗る事で自分の勉強の偏りに気付かされることがあるのです。
また、付箋は好きな所に貼ったり剥がしたりすることができますから、書く場所が足りなくなってしまった時や特別にしなくてはならない事があった時などに使うととても便利です。
社会人が勉強をするのは大変ですが、手帳を使って一工夫する事によって時間を有効に使うようにして自分で立てた目標に向かって頑張りましょう。