手帳を上手に使いこなせない方必見、自分だけの手帳の作り方

一年の始まりや年度の変わり目に手帳を新調したり、自分の人生の節目、特に初めて社会に出る時などに気分も一新手帳を用意する方は少なくありません。

いざ手帳を買ったのは良いけれど、何を書いたら良いのか分からず、とりあえず知り合いの誕生日を書き込んで終わってしまったという経験をした事のある人は少なくないはずです。

せっかく買った手帳を使いこなせないまま終わらせるのはとてももったいない事です。
手帳を上手く使いこなして人生を豊かにしてみませんか。

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手帳を使いこなせないあなたへ、手帳の存在意義

新年度に買った時にはしっかりと使いこなそうと思って買った手帳が、年度末まで真っ白のままで終わってしまったという人は少なくないはずです。

手帳を使う目的を知る

手帳売り場でさんざん吟味してもいざ何かを書こうと思ったら何を書いてよいのか分からないまま一年が過ぎてしまって、もったいなかったなと思いながら手帳を処分する経験を持っている人は、まず、手帳を使う目的がよく分かっていない事が多いのです。

手帳を使う目的は、プライベートや仕事の予定を書き込んだりするだけではありません。

日常生活はもちろんですが、仕事をしていると、色々と覚えておかなくてはならない事はたくさんあるものです。
すぐにしなくてはならない事、緊急ではないけれど手の空いた時にしておきたい事、咄嗟のメモなど、こうした事を手帳で管理する事ができます。

また、生きているといつまでに何をしたい、という目標ができる事があります。
目標を立て、その目標に向かって何をしたのかどのような進め方をするのかという事も書き込んで、目標達成のためにその日に何をしたのかという自己評価を手帳でする事ができます。

まずは手帳を持つ意味を自分の中ではっきりとさせてみましょう。

手帳を使いこなせる人には使いこなせない人には無い習慣があった

手帳にびっちりと何かを書き込んでいる人は、一年が終わった時に手帳が真っ白という人と比べると手帳を使うという意味がやはり違うのです。

手帳はスケジュール管理のみのツールではない

手帳を使いこなしている人にはまず何らかの目標があります。
目標は大きな事から小さなことまで何でも良いのでまず自分が今したいことを考えてみる事から始めましょう。
目標を立てる事で、いつまでに何をするべきかという予定や見通しが立ちますからそこで手帳に書き込む事ができます。

また、立てた目標に向かって計画を立てて実際に実行してみてどうだったかという振り返りを手帳に記録する事は自分の成長にとても役立つことです。

手帳を使いこなしたいと思ったら、こんなこと書いても良いのかなという事は考えずに、思った事を書いてみるという所から始めてみると良いでしょう。
難しく考える事はありません。
一行日記のようにその日にあった事や思った事をつらつらと書きこんでみるだけでも良いのです。
まずは何となくという漠然としたところから気楽に始めてみて仕事や生活を豊かにしていきましょう。

実際に手帳に色々と書き込んでみよう!

では実際に手帳に書き込む事を考えてみましょう。

手帳に書く事は難しく考えず自由な発想で書き込もう

手帳を活用した事の無い人に細かいことを突然初めてごらんと言っても戸惑うだけでしょう。
目標と言ってもみんなが必ず抱いているものではありませんが、ぼんやりでも良いので今年一年間にしたい事やしてみたいことを書き出してみましょう。
何かを始めてみたい、夏には海に行きたい、些細な事でも大丈夫です。
あれこれと自分の願望を書き出したら毎月何をするかという事を月ごとに設定してみましょう。
すると自ずと毎月するべきことが浮かび上がりますから、するべき事を前向きにこなしていきます。
こなしていく過程の中では色々な事が起こるかと思いますが、自分が何を考えているのかを書き出しながら自分と向き合いつつ目標達成に向かって記録します。
日々気付いた点や、これをすると良いと思う事など、思った事もどんどん書き込みましょう。
記録を続ける中で大切な事はできるだけ前向きな言葉で自分を褒めてあげる事です。

このように目標やしたい事について記録を繰り返すと、何をしてきて何を残したのかという事が一目で分かりやすくなり、自分の成長を感じる事ができて更に頑張ろうと思えるのです。

手帳を上手に使いこなせないのは手帳が合っていないから?

手帳を使いこなせない時に考えたいもう一つの要素は、その手帳が自分に合っていないという可能性です。

数ある手帳から自分に合った一冊を探そう

手帳売り場やインターネットで検索してみると分かるのですが、手帳の種類は非常に多く、最初はどれを選んだらよいのか分からないくらいのラインナップがあります。
どのように決めると良いのかと言うと、実際に手に取ってみる事が一番です。
好みによって、小さい手帳に小さい文字で物を書き込むのは得意ではない人もいるでしょうし、大きな手帳は邪魔だと感じる人もいるでしょう。
自分の職種やしたい事などを考慮しながら、できるだけ余白のある手帳を選ぶと自由に思いついた事を書き込むことができます。
また手帳によってはリフィルタイプで、書き込む部分を自分でカスタイマイズできるものもありますから、手帳初心者が手探り状態で手帳を選ぶ時には、リフィルタイプもおすすめです。

手帳に何かを書き込む時には、最初に自分なりにルールを決めて始めるという方もいらっしゃるかと思いますが、手帳は自分だけのものですから自由に書き込んでいいのです。
手帳を使いこなすためにはルールはその時に合わせて書きやすいように変えていく柔軟さも大切です。

手帳を使いこなせるようになるためには手帳をメモ代わりにする所から

手帳を有効に使うために目標を設定する使い方をご紹介してきましたが、手帳の使い方には明確な決まりがあるわけではありませんから、使い続けていく中で自分が使いやすいような使い方を編み出していくのが一番です。

細かいことを考えるのが苦手な時には

手帳をメモ帳のようにしてとにかく何でも書く事にしてみましょう。
買い物に行くときのメモ代わりにしても良いですし、暇なときに落書きをするのに使っても良いのです。
それならメモ帳でもいいのではと言われると確かにそうとも言えますが、手帳には日付が書かれてありますから、後から手帳を見返したときにその日に何をしていたのか、どんなことをしていたのかという事が分かりやすいのです。
殴り書きのようなメモでも、手帳に書いてあったからこそわかる事や、自分の人生のヒントになりうる事もたくさんあります。

手帳を上手に使いこなしたいと思ったら、形式や先入観にとらわれず、とにかく思いついた事を書き込んでみる事から始めましょう。

予定や目標だけではなく、気になるテレビ番組や面白いと思った本など何でも良いのです。
何気ない言葉は未来の自分を助ける事があったり大切なヒントになったりするものです。

今は書く事が思いつかなくても手帳を自分の糧にできるようになんでも書き込む事から始めてみてください。